地上

condition E

ビッグだぜ。 業務も押し詰まってきていろいろ具合が良いぜ。今日は朝から雪が降って、地球も俺様を盛り立ててくれているぜ。 同様に押し詰まっているまさるさんと現状を省みていたら、家に帰る理由がわからないというねたになった。 私は県境を越えて、まさ…

人情待つの

今日も元気に勤務だぜ。しかし地上は明るくて気分が良い。もし勤務先が水面下であったなら、おそらく年明けに出勤することはできなかっただろう。 同じく勤務中のまさるさんに、疑問をぶつけてみた。 一定の作業をこなすにあたって、たとえば20の工程がある…

嘘だと言ってくれ

この手の情報の正確性で勝負しているはずなんだが。

エースをねぎらえ!

地上からまた一人エースが去っていった。めでたいことがあっての退職なのだが、それにしても残念である。 そのエースから、残される者たちにおやつの置き土産があったのだが、季節柄、これとは別に取引先業者からもおやつの付け届けがあって、給湯室にそれら…

御機嫌如何ですか

私は相変わらずです。泣いてる日もあります。笑う日だってあります。なんとなく関わりがあった社内の人が離脱の挨拶にやってきた。何の前触れもなかったので驚いた。ずいぶん快活な様子だった。 以前書いた、来なかったニューカマーに変わる人材の募集が行わ…

そんなこと言われたってえ

地上近所のいつもの場所にて。モザイクをかけたところには社名と電話番号が入っている。 個人商店などで「すぐに戻ります」てなやつは見たことがあるが、「近くにいます」は初めてだ。前者の目的は「必要ならば連絡ください」であろうが、こちらは「どこかで…

猿丸の末弟

地上の業務において荷物を発想する際は基本的にクロネコヤマトを利用することになっている。 宛名ラベルに弊社名や住所などを印字したものを作ってもらって、適宜補充しているのだが、先週から今週にかけて、ラベルがなくて困るということがあった。ラベルが…

オーライ

今日は地上にニューカマーが現れる予定の日で、朝一番に歓迎の意を込めた小集会が催されることになっていたが、出社が始業時間ぎりぎりになってしまい、出遅れを覚悟した。近頃は有力者が立て続けに去ってしまい、また去ることになっている人もいる中現れた…

うまい

給湯室に行ったら「千葉のおみやげです。ご自由にどうぞ」と書かれた付箋(購入者の署名も添えられていた)が貼られただけの白い無地の箱が置かれていた。 弊社では、このような形式で土産の菓子を不特定多数に振舞う習慣がある。このようにして土産が置いてあ…

最終

今日はふたつの最終日が重なった。希望の如何を問わずそのうちの一方を優先せざるを得ないのが給与生活者の無力さだ。 この一年で何度もここに通ったが、もうしばらくここに来ることはないだろう。 疲れたので明日は休む。

重なる

ああ面倒だ。ある偉業を称える催しの企画運営に携わった。関連業務で2週連続休日を費やした出張になった。 企画には他部署からの援助をあまた取り付けて、やや広がりすぎの気配もあったが、にぎやかになると予想された。 2度、会場の下見に出かけた。最初は…

キリン

昨日、引越しの後始末が残る地上で、やや若者と、自転車兄さんと私の3名で、エアキャップの有効活用について活発な議論を繰り広げた。 直径4cm程度の大きめのエアキャップが残されていたのだが、これをいかにしてつぶすかという話から、なぜか西岸良平の話に…

不慣れ

今日はロッカーの中身を移動させるために、2度も水面下に行ってしまった。 地上では、 ・外の音が聞こえることに驚く ・日差しが眩しい ・建物内に備蓄された用品を利用する際に記録をつける帳簿に思わず「B1 苗字」と書いてしまう といった不都合があった。…

地上最初の日あたりに読んだ漫画

今日は水面下のある建物に通い始めて初めて、水面下に行かずに済ませた日だった。一日天気は悪かったが、地上は明るい。表に止まっていたトラックの車体の文字も陽気な挨拶に見える。 金曜日に吉田秋生の漫画2冊ラヴァーズ・キス (小学館文庫)作者: 吉田秋生…