何に惹かれているのか:リ○○○ゾン

zushonos2007-11-17


金曜の夜は、壁登りの大先達であるJTが、私の行きつけのクライミングジムに来るというので、合流して登った。
私の登りっぷりといえば、5級の課題でいちいちひっかかるという程度で、ひっかかるたびに、翌日勤務先で会った際に、JTに助言を請うということを繰り返していた。JTの助言が的確なのか、たまさか私の反復練習具合が良い具合になったのか、おおむねJTの助言を受けた次回はその課題を達成できた。しかし、JTの登りっぷりを目の当たりにしたのは、JTにそそのかされて私が初めて岩に登った廻り目平においてのみであって、そのときは自分はまったき初心者で、なんとなくJTが優れているらしいことはわかったのだが、どれほど優れているのかの指標がわからなかったのだ。
自分で壁に登るようになって、JTが初段だの二段だのといった課題を達成しているということの尊さがわかってきた。そんなJTと事実上の初セッション(つうほどのものでもないが)であった。
JTは不調だった。普段登っている壁ではないということで、勝手が違うという面もあっただろう、3級できたりできなかったりという様子ではあったが、写真のようなオーバーハングしている部分にとりついている様子を見ると素直に驚かされる。しかし、地面に背中を向けてまで壁に登って、何が良いのだろうねこの人は。私が楽しいと感じるのは垂壁止まりだ。

木曜の夜にファミスタDSを買った。

プロ野球 ファミスタDS

プロ野球 ファミスタDS

きっかけは思い出せないが、どうしてもファミスタをやりたくなったのだ。それも複雑化する前のやつ。
以下、同級生に宛てた回顧感満載のファミスタDS解説:

操作系とできることは「ファミリースタジアム」時代に近い(守備時にAだかBだかのボタンを押すとジャンプしたりはしない)。
ただし、ボールを持って追いかける最中に方向転換できるとか、守備時に塁とAボタン同時押しでも速球にならないとか、たとえばヒットを打たれたあと、一塁手が故意に2塁方向に走りだし、無人の一塁にボールを投げてわざとエラーに(→ランナーが飛び出したところをバックアップに入っていた右翼手がすぐに捕球して二塁送球タッチアウトを狙う)しようとしてもプレーが切られてしまうなどの違いはある。が、これはシステムの欠陥をついた余計な駆け引きが省かれた改良だと素直に思う。
ついでにバントも専用のボタンが割り当てられていて、ファミリースタジアム時代の「スイングを途中で止めるすなわちバント」ではない。
選手実名は少々気恥ずかしく、やはり「パパラ」もとい「くろまて」であってほしい。読売ジャイアンツではなく、ガイアンツの代打にはHR40本の「おう」がいてほしい。おうは初回から2番(しのつかかおかさきか失念)に代打で出すようにしていたが、スタメンは変更できる。
能力値はたぶん100段階で、ぴのの走力24が最速だった時代からすると細かすぎるきらいはある。
キャンペーンモード的なやつを選ぶとそれこそ最初は2軍とロートルしか選手がいない状態から始まるので難しい。
しかしゲーム性はまぎれもなくファミスタだ。簡素で深い。イニング数が3回、6回、9回と設定できるので気楽に楽しめる。これは良い。
ゲームプレイヤーとしての我が身は、バッティングはともかく、ピッチングと、特に守備の感覚がまだ取り戻せない。未知の相手とネットワーク対戦したら確実に負ける。精進精進。

3イニングの試合だと、5分程度で終わる。いやはや実に優れたゲームだ。
googoleチームとサイボウズチームの対戦も行われたというマリオカートと、宇多田何某がカウンターストップまでやりこんだというテトリスと、このファミスタトライアスロンを催してはどうだろうか。もじぴったんを加えて4種競技もよいですね。10種競技くらいにするならスペランカーも入れてほしいが対戦モードがありませんね。

しかしいったい何のために私たちはゲームをしているのかしらね。