甥も重いお芋想いもういい
あるものに対する評価を「◎」といってしまう感覚からして看過し難い。阿蘭修次のせりふ「死後は◎だぜ」は、私が米原秀幸の作品ならば無条件で肯定するという思考回路になっているからこそ受け容れられた。あまつさえこの例では自画自賛のために「◎」を使っている。驚きを禁じえない。
「死後は◎だぜ」が登場する巻は、最新の7巻ではなくたぶん6巻↓
Da¨mons 6―「鉄の旋律」より (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 手塚治虫,米原秀幸
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2007/06/08
- メディア: コミック
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単行本が発売されたことは知っていたが、なかなか店頭で見つからず、といって注文してまで買うほど熱心ではなかった漫画を2冊買った。
- 作者: 小山宙哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/06/22
- メディア: コミック
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- 作者: ツジトモ,綱本将也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/23
- メディア: コミック
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↓は買ったのではなく、借りて読んだ。山口県で育った私は、小学校の修学旅行の行き先が広島、中学校のそれが長崎であった。自分が認識している限り、身内で被爆した人はいないのだが、原爆に対しては、なんとなく身近なような、遠いような感じがあった。この本のあとがきに書かれている作者の原爆に対する立場に親近感をおぼえた。
- 作者: こうの史代
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2004/10/12
- メディア: コミック
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「核兵器作ったやつが悪いので死ね」と書いてしまうともう死ね死ね勝負でなんだかわからない。
なんだかわからないついでに不謹慎風味のことを書いておく。私が知る限りで「なんとか人」を一度に大量に虐殺した最高記録保持者は、滅び行く故郷の星から脱出・移住するために、地球を訪れたバルタン星人の円盤(体を縮小して、全バルタン星人20億人が乗り込んでいる)一機を、スペシウム光線一発で破壊したウルトラマンである。