拳を喰らえ

zushonos2006-09-20

昨日の日記http://d.hatena.ne.jp/zushonos/20060919に頂戴した姉のコメントを読んで考えた。×の人の共通点は、己の拳を喰らえるということだ。姉と私はそれができない。己の拳を喰らえる人は×の人だ。余談だが、私はかつて「拳」と書けず、どうがんばっても「北斗の挙」になってしまい、それでも「挙」ではないということだけはわかって、困ったことがある。たぶんいまどきのニュースなら「困惑した」と書くね、と書いていて思い出したが困惑ねたは過去書いたことがあったhttp://d.hatena.ne.jp/zushonos/20051102
で、かつて、必要条件を満たしていることを敢えて十分条件と同等に扱うことによるくすぐったさを味わって楽しんだことがあるのを思い出した。必要十分の使い方が間違っていたら意味が通じなくなりそうだがこのへんの用語が出てきたあたりで数学を毛嫌いするようになったので察してください。
具体的には以下のような有様であった。
高校生時代、わたくしどもが所属する将棋部には、二○加せんぺいの仮面をかぶり、某学級が体育祭で使用したマントを羽織った(その他は学生服)謎のヒーロー、ゴキゲさんが出没していた。意味わからんかもしれんがまあそんなことがあったのですよ。で、ゴキゲさんの正体が取り沙汰されるわけだが、外野では諸説(自分の知る限りでは一説のみ)ある中、将棋部員の見解は一致していた。「あれは受験勉強のために部活動を早く切り上げるようになってしまった部員の達っつぁん(仮名)である、なんとなればすなわち達っつぁんとゴキゲさんは同時に現れたことがないからだ」というものである。達っつぁん以外にもゴキゲさんと同時に現れたことがない人物は(他の将棋部員を含め)50億人以上いるという点には目をつぶった。ついでに書くとこの必要条件以外の大半は正体が達っつぁんでないことを示していましたよ。
傍目には気持ち悪いものであったろうなあと今思った。

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