水どうぞ

お冷か何かを挟んでビジネストークと思

先日誕生日を迎えた私は、嫁と一緒に近所のイタリア料理屋「マルデナポリhttp://www.mar-denapoli.com/ に出かけで夕食をとった。以前バイクのクラブの人に教えてもらったこの店は、うまいし高くないし駐車場あるしで好んで利用している。
この日はパスタピザほか2品にデザート飲物ついて一人約2000円というコース。嫁はこれに加えてグラスワインを頼んだ。普通自動車免許を取得したばかりの嫁は、行きは運転してきたが、帰りはその気がないという意志表示をしたのであった。
嫁はワインを、私は着席時に人数分用意されたグラスの水を飲みながら箸を進める。テーブルには、ナイフとフォークに加え、箸も用意されているのである。
コースも半ばを過ぎたころ、嫁のワインが空になった。私は行き自分のグラスの水は既に飲み干し、もう一つのグラスの水を飲み始めたところであった。ここで嫁が水を欲したので、今飲んでいるグラスを渡そうとしたが、それを制した嫁は、ウェイターを呼びとめ「おひやください」と頼んだ。
水が来るまでの間にしばらく間があった。何が「おひや」じゃ、水と言いなさい、と思ったり、マルデナポリはつまり「まるでナポリ」であって駄洒落なのだなあと思ったり、昨今のJTとの英会話もどきを思い出したりしていて、思いついてしまった。
英語で「水どうぞ」つうときに「Here is water」といったりするのではなかったか。もしそれが正しければつまり「Here is おひや」。ひやいずおひや。ぐふふ。正しいかどうか知らんけど。
とてもうれしくなってこの思いつきをその場で嫁に伝えた。嫁はこの手の駄洒落を忌み嫌っていたが、年を経たおかげであろうか、今回は概ね好評であった。