有:ホワイト、デミグラス 無:ウスター、オタフク

水面下に、語尾に「っす」と付けて喋る若い姐さんがいる。問いかけや確認の語尾は「っすか」だ。たぶんその喋りと、取引先からの納品物に、本来「世田谷区」とあるべきところが「世田谷市」となっていたことがどうにか結びついて、「総スカン」ということばが気になり始めた。

語源がわからなかったので検索してみたら、国語辞典では「総」+「好かん」が有力らしい。そんな成り立ちのことばが市民権を得られるものかしらね。なんだか良い例が思いつかなかったので無理やり引き合いに出すと「チョー気持ちいい」が市民権を得て一般に使われ続けるようなものではなかろうか。余談だが私はあの水泳選手がなんとなく嫌いで、報道されるたびに「こいつ嫌い」と繰り返していたら、嫁にどうしてなのかと聞かれた。少し考えて、もてはやされて浮かれている感じがするのが嫌いな原因ではないかと思い当たった私は、「地に足がついていない様子が嫌い」と答えた。ふだんは私が口語的でない言い回しをすると、小賢しいこと言いくさってからにといった様子で反応が芳しくない嫁だが、このときは間髪入れず「水泳選手だから当たり前だ」と切り返した。嫁に惚れ直した瞬間であった。

総好かん語源への違和感につきましては、もっと良い例はないかといろいろ考えていたが思いつかず、説明し難い連想が展開する。10年以上前のFM番組「ビンセントコール」で『拝啓 石原軍団様 いまや日本では軍団といえばたけし軍団日光猿軍団くらいですが』てな一節があったが、その軍団くらいの違和感じゃ。影の軍団は当時でも終了して久しかったんかのう。

違和感といえば違和感をおぼえるのがWEBのニュース(スポーツ新聞ものが多いつうか大半かもしれんね)に出てくる「困惑」ということばの多さ。いちど気になりはじめてからは、目にするたびに唾液が沸いてきて困惑。「違和感」も多い。


人権保護


うれしいたのしいところへ

以下運動日記:膝をつかんでサイドに回りこみニーオンザベリー。体重かける、反対の足はとられないような距離に置いてしっかり。片手は膝に残し、反対の手は袖をつかんで引き上げる。サイドマウント時に下の人の手のやり場がまずいとき、十字をとりに行く方法3題。自分の脇に差すべき手が首にかかった場合、そちらの足を相手の腰につけて空間を消しておき、相手の腕をかかえて自分の襟をつかみ、肩に近いところを確保。空間を作らないようにしながら両足を相手に寄せ、バランスをとりながら空いた手をついて上体を起こし、確保した腕を真上に引き出すようにする。相手の体が横を向く。ついた手で相手の顔を押さえ、頭をまたいで自分の体を半回転。またいだ足は相手の背中につけ、腕十時。脇に差すべき手が相手の頭の方の腕にかかった場合、自分の体を半分ひねってから相手をまたぎ、マウントに移行。相手の足がからんでまたぎづらいときは相手の足の上をまたぐふりをしておいて、自分の足をつかみ相手の胴の上を細かく回るとブロックされにくい。股関節が柔らかい私にはうってつけだがサイドマウントまでが難しい。いかん、もうひとつの場面が思い出せん。下の人の形が悪いときはマウントに移行することで両手が狙えるという話。スパーは相変わらず。しかし、圧倒的に経験体力技術が上の人に受けに徹してもらってチョークで一本とらせてもらった。もらったものではあるが気分は良い。