助けてー

確かにヒールも人気がとれなくてはならんということを考えると、高校教師を父親に持つ男はヒール失格だ。オダはあれでなかなかベビーフェイスだったのではないか。オダをヒールにしてしまうとヤマチェ以外はみんなヒールになってしまいそうだ。ガリヴァは間違いなくベビーフェイスじゃろ。

サイトウの「助けてー」という逸話について書く。

サイトウの少年時代は、ご他聞に漏れず、ファミコンが遊びの中心であった。ドラゴンクエストが売れまくったり、未来神話ジャーヴァスがブックバーン上宇部店のモニターに焼きついたりしてロールプレイングゲームという分野が確立されるまでは、およそアクションゲームかシューティングゲーム、またはけいさんゲーム(まだトンキンハウスではなく東京書籍だった。実はドラゴンクエストよりも後だったらごめんなさい)といった分野しかなかった。

そんな中、他のゲームとはちょっと違うぜという味付けのためであろうか、はたまた機能を使ってみたかっただけなのか、IIコントローラーのマイクを利用するウル技もとい裏技を備えたゲームが存在した。つうても確実にあったと記憶しているのはバンゲリングベイスターソルジャーだ。ひょっとしたらスターフォースかも。たけしの挑戦状のそれはたしか裏技ではなく必要な手段であったと思う。

ともかくそのバンゲリングベイだかスターソルジャーだかの裏技の使い方は、たぶん公式(裏技なのにねえ)には『マイクに向かって「助けてー」と叫ぶ』というものだった。これでパーサーが登場したような気がするのでスターソルジャーかのう。

実際には音声の内容を認識しているわけではなく、何かしらの音をマイクが拾えばこの裏技は成立したのだが、純真なサイトウは、自宅でそのゲームをやっていて、いざ裏技を使うとき、マイクに向かって「助けてー」と叫んだ。それを聞きつけたサイトウのばあちゃんが、血相を変えて隣の部屋から飛び込んできたという。



以下運動日記:片側の腿を抱え、片側の膝を押さえ、その手に加重をかけたまま膝のサイドに回る。サイドで膝をついて相手と胸を合わせ、サイドポジションへ。同じ場面で、下の側は、相手がサイドに回って胸を合わせようとしてきたときに、両手を使って相手の肩と腰の辺りを押し、エビで距離をとる。両足を同時に動かし、外側の足は相手の頭をかかえるように、内側の足は相手の腰に脛を当てる。次に足を使って相手の正面を向き、オープンガードとかクローズドガードとか三角とか。三角は足の間の腕を確保しながら、頭をかかえた足を頭の外側からかけなおす。かけなおした足の脛をつかんで引き寄せ、反対の足を上からかぶせてフックする。良い位置になるように体をねじる。最後に腕をひっぱる。上四方で下になったときは相手のわきの下に自分の肘を入れてブロック。ブリッジして空間を広げ、体を折って片膝をその隙間に、反対の足を相手の背中に回す。膝の側に背中で回転、三角に入れる姿勢になっているので三角へ。スパーは無駄な力が入っていると指摘された。