こんなことが物理的に可能なのか

先週は釧路の大雪で飛行機が飛ばず6時間羽田で過ごした。旅行を終えてみると、この6時間のおかげで散髪し損なったといっても過言ではないわけよ。
よって、本日、近場で散髪しようと企てた。朝早くから出かける自信はなかく、日帰りの予定なので、房総、伊豆、早川あたりが候補地である。渋滞状況などを見て、房総に決めた。あたたたたたたたたたたかいのでモーターサイクルで出かけるぞ。出発したのは結局昼どきになった。
川崎市内の渋滞はもうどうしようもないのですり抜けまくりだといいな。そしてアクアラインの入り口を目指して海へと向かっていって、いよいよ道路状況を示す電光掲示板が出てきたよ。
アクアラインはETC割引でとても安い(定価2400円のところ640円)おかげだろうか、海ほたるは慢性的に満車っぽいが、道路自体が渋滞しているというニュースは聞いたおぼえがない。で、今日は、強風のため通行止めだそうです。えっ。
2週間連続で天候に苦しめられるぜ。首都高速経由で東京湾を回り込んで房総に行くという可能性もあるが、そこまでして行きたくはない。少し待ってみたが、風が止む気配もない。いまさら伊豆や早川に行くのも億劫だ。
半端なことになったので、こんな機会でもないと訪れることがないであろう、川崎・横浜の埋立地の島をめぐってみることにしたぜ。
素敵な工場がたくさんあるが、撮影禁止と書いてあったりして、なかなかやりづらい。たいていの道が工場の入口で行き止まりというか関係者以外立ち入り禁止なので不審者っぽくUターンである。
できれば全ての島に入りたかったが、扇島はJFEの敷地を経由しなくては入れないことがわかった。首都高速で通過もできるが、降りられない。これは悔しい。
横浜の南本牧も、一般車通行禁止の橋を渡らなくては入れない。こちらは首都高速が通過していないので、難攻不落である。とはいえ、橋の入り口にはゲートなどなく、うっかり入ってしまいそうな橋ではあった。
工場地帯にほど近い集落に散髪屋もあったが、都会的に過ぎたので散髪意欲がわかず、散髪未遂。全都道府県散髪を終えて、地域的なしばりをなくして散髪することにしたのは良いが、「今日このあたりで散髪しないと出直しだ」というしばりがなくなってしまったので、選り好みしてなかなか散髪できないという事態に直面なありさまであることよのう。