大好き

zushonos2009-07-21

しりとりが好きなんです。幼少時、家族やともだちと車で出かけると、車中での時間のすごし方として私が提案するのはまずしりとりでした。「○○しりとり」などと制限を設けたりして、楽しむ工夫をしましたが、みんなが飽きてしまっても、私は最後までしりとりをしたがっていたと記憶しています。
時を経て、いま、ハイク依存症になってしまった一因は、しりとりの豊富さにあると思うのです。
「しりとり」を含むキーワード一覧で、たくさんのしりとりキーワードが表示されます。投稿数が多い順に並んでいるはずです。
これを書いている時点での第一位は、当分その地位が揺らぎそうにない、h:keyword:しりとり※ネガティブワード編です。一度ご覧になると、どちらかというとネガティブ「センテンス」であることが気になるかもしれませんが、背景に滔々と流れる慈しみの念に心打たれること請け合いです。h:keyword:本物のワルなんかもそういう感じで素敵です。
今日もそうだったのですが、h:keyword:言葉を仲介した連想なしの、純粋に画像だけでつながっていくタイプの空気を読むしりとりなどの、画像を使うしりとりの流れが、ときどき激しくなります。このときのグルーヴ感(意味よくわからんけど)がたまりません。
h:keyword:写真しりとりなど、写真(や画像)+文字を使ったしりとりは、私にとっては、無理やりキャプションをつけるのが楽しみです。「同じ写真でキャプションだけ変えてしりとり」なんつうのをやってみたいくらいです。

以前、どなたかがハイクに書いていましたが、ハイクのしりとりでは、相手を負かすという思想は一切ありません。「いかに前の人のパスを受け、次の人にパスを出すか」というセッションを楽しむものだと思います。パスの受け方、出し方は、人や、そのときの流れによってさまざまですが、私は「どうやって曲解するか」「一見すると正解っぽい解釈が目立つものの、曲解の余地を多分に残した答えを出すか」に執心することが多くなっています。


前述のもののほかにも、いろいろなしりとりがありますが、傾向別に自分が好きなやつで思いつくものを挙げると
h:keyword:淡々と「う」しりとり。→うで始まってうで終わらなくてはならない。「負け」がないという例の最たるもの。いかにおもしろいことを書くかということに腐心するわけですが、これとて、前後の流れに即したねたを書きたくなるのです。
h:keyword:七・七・七・五しりとり→お題が素敵。伝統的な文学的しばりを設けた例。
h:keyword:途中で「ん」が付いて、慌ててごまかすしりとり→これもお題が素敵かつ「負け」なしの例。
h:keyword:しりとり※鳥ワード編→みんな鳥好きですね。
h:keyword:前の人の貼った画像を無理矢理解釈するしりとり→リンク先の実物をご覧ください。「模範解答を外しながら模範解答を誘う」の繰り返しがたまらん。
h:keyword:できるだけ多くとるしりとり→これもリンク先の実物をご覧ください。頭をひねりまくりです。「いかに単語を分解しているか」とかなんとかで芸術点制度を設けたりしたい。

しりとりではないのですが、h:keyword:直前の人の出した答えに質問をも、パスワークを楽しむお題として大好き。みんな好き。