カスばかり

zushonos2009-06-22

本日の19時以降の業務で生産した消しゴムのカスです。もともと10mm未満の塊が4つくらいあって、ばらばらになりやすい状態ではありましたが、それにしても大量です。これには原因があります。
業務の元ねたを、別の人に依頼して作ってもらいました。この人は特異な才能の持ち主で、敬意をこめて変態呼ばわりされることが多い人です。この人がほぼ一日かけて作ってくれたのですが、半日経過した時点で、この元ねたがもたらす効果の良し悪しに思い当たり、元ねた作成にかける方針を一部あらためたそうなのですが、それが私に伝えられたのは、この人の作業が完了した時点でした。で、できあがった元ねたは、それ自体は有用というか、根本の改善には必要なのですが、目下の業務にはむしろ妨げとなりうるものだったのです。しかも、この人自身が認めるとおり、途中までの方針とそこから先の方針が異なるので、一貫性に欠けております。一貫性を保つためには、この人が記入した内容の大半を消去しなくてはならないのです。
そのための消しゴムかけでした。つまり、初期段階で、この人が私に相談してくれたなら、この人の作業時間も、私の作業時間もかからなかったのです。たぶん合計8時間くらい。
この人の作業自体はまったくもって無駄というわけではなく、根本を改善するためには必要だと思うのですが、そのための材料となる今回の元ねたも、半ば無に帰してしまいました。もっとも、今回の元ねたは、材料としては有力なのですが、受け容れ体制が半ば麻痺しているので、すぐには役立たないのですが。
特筆すべきは、このような事態を抑止する仕組みのない、また、改善する様子のないこの世界です。私はもう自ら変えようとは思えません。ただただ回避したい。それには離脱が一番のように思えるのです。

4番目の居住地外散髪屋は青森県大畑市でした。薬研のキャンプ場に泊まっているときに出かけました。当時は今と違って「地元の人だけ相手にしているところ」志向は薄く、どちらかといえば「地理的に先端に近いところ」志向でした。そうなると、大間が理想的だったのですが、今と違って「旅行のついでに散髪」だったので、あまりがんばらなかったのです。
私の散髪史上、最も都会的な散髪屋で(スーパーファミコンが置いてあって、散髪屋の子どもが遊んでいた)、最も若い理容師だったと思います。