ハイチ

zushonos2009-05-07

ハイクで「鳥取と島根の区別がつかない」という話題が出ていた。ハイクに限らずこの手の話はよく出る。
故郷が山口県だったので、隣接しているのが島根県だというおぼえ方をして、以後、混乱しなくなった。んが、秋田と岩手は咄嗟にどっちがどっちかわからなくなることが今でもある。そんなときは「リアス式海岸→岩手、男鹿半島→秋田」と唱えて自分を落ち着かせるようにしている。
たぶん小学生のうちに47都道府県の配置は(おぼつかないながらも)ひととおりおぼえていた俺様であるが、高校を卒業するまでは、県外に出る機会は多くなかった。記憶にある県外への遠出は、家族の旅行で大阪に行ったのが最遠方で、ほかに鳥取、姫路、津和野、三瓶、大山、鹿児島、湯布院、別府、吉野ヶ里英彦山くらい。修学旅行で広島(小学校)、長崎(中学校)、京都→金沢→立山→乗鞍→木曽福島→名古屋(高校、3泊4日移動しまくり)。ただし、高校の修学旅行は、立山→乗鞍→木曽福島区間が地球上のどこに位置しているのかさっぱりわかっていなかった。後にバイクに乗るようになって、畳平に行ったとき「あれここいつか来たことあるぞ」と思ったくらいである。高校のときは「東京には行ったことがないから存在を認めない」という旨の発言を平気でしていた。ついでにバイクを指して「あんな危ない乗り物に誰が乗るか」という旨の発言を平気でしていた。
バイクを入手してからは日本国内をいろいろ移動して、地名の配置が体にしみこんで来た。秋田は、男鹿半島で散髪したらバイクのクラブの人のご母堂が幼少時に散髪していたという散髪屋だったし、岩手は、故郷の宇部市と同じ表記・読みの久慈市宇部で散髪したので、わりと強烈な印象があるはずなのだが、それでもときどき心配になる秋田と岩手は、生活圏から最も遠かったからなのか、自分の脳の特性なのか。