今日もドイツ

zushonos2008-11-24

自分がドイツを意識したきっかけはたぶんシュトロハイムだ。その後、ローダンを読んでしまい、大学入学時、「松谷健二の後継者になる」という目標を持ったことにして、第二外国語にドイツ語を選んだ(目標はすぐに放棄)。二年のときのドイツ語教師、アネッテさん(当時28歳、既婚)は、目の当たりにしたことがある西洋人の中で最も美人だったと記憶しているが、どんな顔だったのかおぼえていない。

時は経ち、カレー専門店・パピーのメニュー「ジャーマンカレー」(ジャーマンポテトカレーの略)を経て、昨日、新たなジャーマンに直面した。
この「ジャーマン」はりんごが入ったケーキだ。この手のりんご入りおやつにはシナモンが使われていることが多いのが、りんご好きでシナモンを敬遠する私には悩ましいのだが、ジャーマンにはシナモンが使われておらず、理想的。うまい。問題は、なぜジャーマンなのかということだ。ジャーマンポテトなど含まれていないし、ドイツの店で作られたものではなく、古川の「もちべえ」というずんだラーメン+ずんだ和菓子屋のお菓子だぜ。
あっ、原材料に答えが隠されていた。

「マーガリン」「ジャム」の前後を入れ替えてくっつけたりするとジャーマンが発生するぞ。ただ、そうすると、このお菓子のほかにもいろいろジャーマンがあることになる。こんどからいろいろジャーマン呼ばわりすることにしよう。