たてもの
お題とは無関係に、駄洒落について書いてみる。
昨日書いたのは、結果的に「元ねたとほぼ同じ音だが意味が違う」+「追加テキストで混迷を増す」という点において自己評価を高めた駄洒落であった。
今日は「音を入れ替えて意味を崩しながらなんとなく元ねたの意味を想起させる」系みたいな。
例によってハイクに投稿したねたを転載。
以下の一連のねたの元ねたは「もちろん、性的な意味で」というフレイズだ。これ自体が、駄洒落というわけではないが、一種のテンプレートになっていて、なんらかのパロディである。そいつをさらに駄洒落にしてしまえぐひひというのが出発点。ある程度原型をとどめていないと駄洒落ですらなくなるので、「性的」をどうにかする。最初に思いついたのが
おもしれえ。
ただ、正直なところ、ローカルに訴えすぎていて、ナシオナルな広がりを持つねたでもないと思った。そこで、比較的埋没しやすいと思われるこの速さなら言えるというキーワードに投稿した。ところが、想定していたよりも全体の流れがゆっくりしていて、このねたがなかなか流れなかったので、以下は自分のidページに連続投稿した。
龍安寺の方丈庭園。もちろん、石庭な意味で。
文化の香りを漂わせた。かっこいい。
ロブスターではない。高級食材。もちろん、イセ的なエビで。
「意味」まで崩してみたぜ。
「ぴいちゃんがいなくなったの。あたしもうだめかもしれない」
「何言ってるんだ。ぴいちゃんって、ただの小鳥だろ」
「ただの小鳥じゃないもん」
「じゃあ何なんだよ」
「インコ。もちろん、セキセイな意味で」
ストーリイ仕立て。お涙頂戴だ。
零戦って四〇戦だよな。もちろん、西暦な意味で。