バードスキン

雪が降る中、漫画雑誌の立ち読みに行って来た。主な目当てはGIANT KILLINGとダイモンズ。
前者はいつものように本当に面白かったが、前回も書いたように、このままでは、ETUが急激に強くなってしまうように思える。そうなると漫画の主題と外れるような気がする。

後者はストーリー漫画であるからして、たまらん回とそうでもない回の波があるのも致し方ないが、前回から今回は、たまらん回であった。いや今回は本当にすばらしい。過去最高。若者ぶって書くと神展開。
いよいよ最後に向けて、これまでの登場人物を無理なくおさらいしつつ、全員危機。プログレス編でせっかくまともな人評価を得たベッケル博士の狂人ぶりを蒸し返す。そのためには周辺の登場人物もあれする。あれされた登場人物はしかし博士のせりふで決定的な仕事をしたことをほのめかす。
しかしながら、確実に死んだとしか思えない描写がなされたのはジョウだけだし、アランを蘇生させたドクターがいれば復活の目もあるなと勘繰っておく。ヘイトがペットボトルを置くあたりの描写もたまらん。
気温の低さと素敵な展開の相乗効果で、震えて鳥肌が立ちました。

第1話にハート様が登場し、荒廃した、水を奪い合う世界で決着をつけるというのはしかし、北斗の拳ですなあ。
ところで、2chのスレッドでも常に話題になっているように、肝心なはずの人が一人、ここ1年くらい姿を見せませんが、どうなるんでしょうね。この展開になればどこからでも出せるといえば出せるかもしれんが、果たして読者がおぼえているのかどうか。その前に作者がおぼえているのかどうか。
立っているのも疲れたので、すわろう。