核恋慕

土曜日に、嫁と、私が駄洒落の兄貴と心酔する人の一家4人の計6名で山梨県内のコテージに泊まった。荷物を運ぶため車とコテージを往復している間、兄貴一家の5歳と4歳の子どもと、私の嫁の3人はかくれんぼに興じていた。荷物を運び終わってもしばらく継続していたのだが、どうにも違和感がある。最初はその原因がわからなかったのだが、しばらく観察していて、その理由がわかった。後で聞いてみると、嫁も同じ違和感を抱いていたようだ。
私も嫁も、かくれんぼの鬼の役割といえば、隠れてしまった自分以外のプレイヤーを探し出すことであった。ところが、兄貴一家の子どもによると、鬼の役割は一人で隠れることで、その他のプレイヤーが鬼を探し出すという決まりでかくれんぼが繰り返されていたのである。これは驚いた。

ところでファミコン発売当時はA,Bボタンが四角い形状で、これを「かくボタン」と呼んでいた。「かくみさいるのボタン」ではないが、なかなか恐ろしい。私の小学生時の愛読書、学研ひみつシリーズのひとつ(たぶん「せいざのひみつ」)には「かくまる眼鏡のおじさん」が登場した。左傾化していたかどうかは、当時の読解力では(たぶん今も)読み取れない。眼鏡の形が□○と左右で違うのであった。

そんな小学校時代の思い出を語り合おうよ終わりの会。しつこくてすみません。