山瀬 みです。音沙汰なくてもわりと順調だ。

zushonos2006-09-03


嫁とSX4で棚田の様子を見に行ってきた。5月に田植えした(http://d.hatena.ne.jp/zushonos/20060526)増穂町だ。

10時に出発するつもりが11時近くなるのはもはや当然の出来事で何の感動もない。中央道は八王子までの渋滞が腹立たしいので東名を利用し、御殿場で降りて西に向かう。

御殿場富士公園線を走っていたらなんだか車がたくさん止まっている焼肉屋(http://r.tabelog.com/shizuoka/rstdtl/22000483/)があったので入店。四輪は大量に止まっているのに、行きかう二輪はまったく止まろうとしない。あの地図に載っていないとこうなるんじゃろか。

店内が客でいっぱいだったが、希望するなら屋外のパラソル付きテーブルで食っても良いという提案を採用。このテーブルは富士ビューで、店内よりもよほど景色が良い。ラーメンを食った。なんだかラーメンなしでほかの要素だけでもうまいような気がしたがともかくうまかった。アンケートを書くと何かもらえることもあるようだったので書いた。味、値段、接客などを5段階で評価する設問などがあり、最後に自由な意見を書けという設問があったので「電線電柱がなければ景色が最高なので無くしてほしい」と書いた。

富士山スカイラインを抜けて、R52とかなんとかを走り、どっちかというと田んぼよりこちらが主目的の南アルプス邑野鳥公園(http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/H-KANKO/YACYO/index.html)に寄る。閉園1時間前に着いたせいか、客は我々2名のみ。カルガモしかいなかったので写真撮りまくり。また、どうにかこうにかヤマセミの写真撮影に成功。しかし悔しいので再訪を誓う。公園の係の兄さんの話では、ヤマセミは縄張りが広く、その縄張りの一部を中心に生活し、時折その中心を移すらしい(と解釈したが違っていても知らん)。現在はこの公園は中心になっておらず、なかなかやって来ないそうだ。事前に電話で様子を聞いてから来ると外れは少ないらしい。しかし鳥が来るようになったら人も大勢来てしまうのでそれはそれで大変だそうだ。その説明を受けていると、ガラス窓の向こうにヤマガラが飛んできた。まあかわいらしい。兄さんはとても鳥が好きそうだったので、本人不在の場面では、敬意を込めて「野鳥くん」と呼ぶことにした。

事前に山梨県のサイト(http://www.pref.yamanashi.jp/rindo.shtml とても充実した情報だが、担当者の趣味で公開しているのではないかと疑ってしまう。需要の量がいかほどなのか知りたい)で通行可能らしいと確認しておいた、五開茂倉林道を抜ける。ダートが3kmほど残っていた。全般にフラットで、困ることはなく楽しめたが、大きな石をまたいだときと、盛り土を越えるときに下をこすった。前者は最低地上高のがあと数cmあればなんとか、という場面だが、後者は最低地上高とともにホイールベースの問題も大きいだろう。日本仕様のSX4は最低地上高がヨーロッパ仕様より15mm低く、それを気にする人も多いようだが、15mm増えたところで、ジムニーのような気楽さは望めんのじゃろうなあと実感。視点が若干低いせいか、横揺れが少ないせいか、ジムニーより速く走っている気分にはなった。

少し開けた十谷峠で車を止めると、周囲に鳥がたくさんいたが、あまり近くに寄ってはこないし、もう夕闇が迫っていて薄暗いので、これといった写真は撮れなかった。キツツキが木をつついている音が聞こえ、動きも見えたが、葉の影で、鳥の全身は見えなかった。
などとやっていたら、田んぼに着いたのはすっかり陽が落ちた後。近くで飼われている猟犬に吠えられまくる。嫁は片足を田んぼに突っ込んだため、水路で洗う。田植え以来何の連絡もなかったが、順調に育っているようなので安心した。

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