決め付け

こわい


水面下での業務がますます苦味を増しており、元気が出ない。もう少し五月病だ。

事情があって毎朝晩バイクに乗っている。東京都心を走ることが多く、くそ路駐やらテールランプがつかない整備不良やら無灯火やら赤信号見切り発車やらにいちいち立腹する俺様は概ね速度違反だ。速度違反は推定9割が該当するけれどもね。ところで先日黄色線をまたいだかどで検挙された。かどにしようか咎にしようか迷っていて思いましたが咎という字はハングルっぽい。話を戻すと自身の黄色線またぎよりもよほど危険な運転をしているやつらはまわりにたくさんいたという主観に基づいて警察に対して立腹し、本日は黄色線またぎですがふだんはもっと速度を出していますよと申告した。警察は「そんなことではいつか免停になるよ」と回答した。「いつか事故を起こすよ」ならともかく説得力ねえなあと思っていたが、黄色線をまたがないようになった昨今の俺様の運転を鑑みるに結局効果はありましたね。

そんでもってあれだ。ウィンカーを点灯せずに車線変更するやつが多すぎて立腹が止まない。そんなやつらはまず後ろを見ていないので、無用な高速度(とも限らないが)で後方から接近する車両に気づかない。ウィンカーが何のためにあるのか一度たりとも理解したことがないのだろう。というよりも、車線変更時にウィンカーを点灯してはいけないと思っているに違いない。運転中に電話を触っているやつは気違いだと思う(OS付属のIME辞書はきちがいで一発変換できないね)。他人の命を危険にさらしてまで電話しないといかんような用事があるやつは運転手を雇え。それから車道右端を自転車で走るやつらも気違い。高校生あたりは高速道路逆走のニュースを話題にして当該運転手をあげつらったことがあるのではないか。だがしかし自ら同じ行為をしているのだ。公安委員会はかかる輩から運転免許を回収せよ。俺様の免許は勘弁な。

フェンダーミラーのタクシーがそれこそウィンカーの点灯もせずに目の前で停車したときの抗議方法として、ミラーをあさっての方向に向けてしまうという案を聞き、感心したことがある。フェンダーミラー以外の車両に対して、効果的な抗議の方法はないかと考えて、思いついたのが「死ね付箋」だ。手書きだと角が立つので、あらかじめ「路駐死ね」とかなんとかプリントされた付箋紙である。本気で考えていないので調べたことはないが、すぐにはがせるので器物損壊とかそんとにはならんのじゃないかしら。いややっぱりなりそうじゃなあ。ナンバープレートが曲がったり隠れたりしている車両に対しては、ナンバーを大書して、ヘルメットやリヤウインドウに貼ってあげると親切だ。

と、こうやって書いておけば、多少は発散できて、また同じような場面に出くわしたときに面と向かって「死ね」とかなんとか言ってしまってお互いに不快な思いをせずに済むかも知れんなあ。でも面と向かって言われないとわからん輩とか言われてもわからん輩も多いんじゃろうなあ。ああ平穏でありたい。

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