理容岡本

くもじい番組にインスパイヤードで足尾に行ってきた。足尾といえばあれでそれの人が絶賛していたので気になってはいたんだがとてもよかった。
で、創業40年という理容岡本で散髪。理容師は60代くらいのしかし若く見えるおばちゃん。しばらく沈黙だったので珍しくこちらから「創業何年ですか」風味の話題を切り出し、以後、いろいろ聞かせてもらう。
創業時は賑やかだった街はどんどん寂しくなり、建物や商店も減少の一途だそうで。しかし珠洲とは違って「道の真中に駐車しといてもいいよ」とは言われなかったな。
興味深かったのは、廃坑後、緑化を進めているが、鉱山華やかなりしときに育った人にとっては、黒い山こそ足尾であって、緑の山は違和感があるというような話。かつて、庭の畑の作物に関しては、煤煙対策が必須だったが、今は猿鹿猪相手で、対策のとりようがないとのこと。
3000円。椅子は新明和製が一脚。わ鐵のキーホルダーをいただいてしまいました。