理容ヤング

zushonos2009-12-30

故郷の最寄の散髪屋であり、人生の最初の約20年通い続け、以後12年強の空白期間のあった、理容ヤングに行ってきた。居住地以外の場所で、47都道府県で散髪しようと思い立ったのは、稚内の次に、道後で散髪したときだったか。
理容師のおっちゃんも、もちろん私も、12年歳をとったわけだが、散髪台のすわり心地、散髪エプロンの襟を締め付け度合い、髭剃り前の蒸しタオルの香り、タイル張りの洗髪台など、12年前と変わっていなかった。
昔話もしながら、散髪を堪能した。
47都道府県での散髪を終えたので、これからは、所在地にとらわれることなく、好きな場所で散髪できるぜ。

散髪に先立って、旧市街にある耳鼻科に嫁を送り届け、診察を待っている間に、旧市街の商店街を散歩した。
年末の正午前、商店街で営業している店は、見たところ5割未満。30分ほどの滞在で、行きかった人は10人未満。銀天街のアーケードの途中に突如出現する空き地は中央大和の跡地で、どうやら1年ほどこのような状態らしい。アーケードから生えている看板は中央大和のままであったが。廃業して久しいと記憶しているALPHA前の看板も同様であった。寿ビリヤードは15年前と何ら変わりなく営業しているようであった。

家では餅ついて(いる人たちを冷やかして)蟹食ってごろごろ。朝、餅とり粉を買いに行ったとき、中学校の周辺を歩いたら、おそらく個人宅の巨大な庭園を見つけた。たぶん学生向けのアパートが増えていた。中学校の校舎もそういえば新しくなっていた。

故郷は大好きだ。
あの街はどうなるのだろう。
DSC03195
DSC03122