あっそ

zushonos2009-07-09

祭の首謀者は自分ということになっていた。小額の根拠つうか言い訳を聞く機会があった。しょうもないあれやそれでまた煩わされた。これまで見当たらなかった右サイドに白髪を発見したぞ。ふーん。
週末に嫁父に工具を借りることにした。工作がんばろう。

7件目の居住地外散髪は、男鹿半島の南側、椿という集落にある「理容ウチダ」であった。XT600E納車後、夏休みに、初の長距離ツーリングに出かけて、男鹿半島でキャンプした帰りに寄った。男鹿半島は反時計回りで回ったのだが、当初、突端の入道崎付近の散髪屋を探したものの、休業日だか始業前だかだったので、桜島温泉のキャンプ場で一泊したあと、帰りがけに「半島内で散髪しなくては」というあせりのもと、海岸沿いの道から一本裏の路地に入って見つけた。散髪台は1台のみ、御歳82というじいさまが理容師だった。手元がしっかりしているのは当然だし、冬でも原付に乗って男鹿の町にパチンコしにいくという元気っぷりであった。ツーリングでよく怪我をしてしまうというような話をしたら、もともと理髪用品が入っていたと思われる小瓶に消毒液を分けてくれたりして、とても印象深いのだが、この散髪屋にまつわる話の圧巻は、帰宅後に発覚した偶然で、以下のようなものであった。
当時、1日100通を超える流通量があったバイクのオーナーズクラブのメーリングリストに、この散髪屋での話を含むツーリングレポートを投稿した。自画自賛すると、俺様ツーリングレポートはなかなかおもしいので、あるいはくそ長いのが迷惑なのであしらう目的で、いくつかお褒めにあずかるような返信をもらったような気もする。その中の一通は、何度も一緒にツーリングにいったりして遊んでいた、東京在住のメンバーからのものだった。いわく「男鹿半島の椿は自分の母の出身地で、その散髪屋は母が子どものころ髪を切っていた店だ」。
いやあ、居住地外散髪って、本当に良いものですね。