腹筋を鍛える

zushonos2008-04-19

よく考えたら今日は嫁実家の引越し手伝いにお呼びがかかっていたのだった。とはいうものの、引越し業者は手配してあるというし、嫁実家は度重なる引越しを経験したプロフェッショナルのようなもので、引越し準備も慣れたもので、実際のところほとんど手伝うことはなく、半ば冷やかしに行くようなものだった。嫁父母ともににぎやかなのが好きな人たちなので、役に立つ立たないに関わらず、人手を集めたいのだろう。
昼前に途中の駅で義妹を拾って、嫁実家(引越し元)に行く。やはりあらかた片付いており、われわれの仕事は実質的に昼飯の準備であった。それもほとんどできあがっていて、炊き込みご飯でおにぎりを作ること、お茶を買ってくることであった。
おにぎりとコロッケは高く積み重ねられた。

昼飯が始まると、嫁父が泥酔時にとった「2階への階段を登るつもりでテレビ台に足をかけた」という行動が話題になり、それを再現する嫁母のおかげで、私は床にくずおれて腹を抱えることになった。相変わらずのキラーぶりである。






引越し業者が到着。業者は高齢化が進んでいたが、熟練の技でてきぱきと大物家具を運び出していく。大家と管理会社の担当を呼んで現場確認を行ってから、15kmほど離れた引越し先に向かう。引越し先には義妹の夫が先入りしてもろもろを手配してくれていて、こちらも円滑に運び込みが進んだ。
夕食や、明日以降の食材の買出しに、義妹夫婦と一緒に出かける。八百屋の前でかわいらしい犬を撮影させてもらった。まではよかったのだが、写真を撮るまではおとなしかった犬が、その後急に私に向かって吠え出して、困る。


夕食時にもさまざまなキラーコンテンツが披露されたが、本日最大のコンテンツは、嫁妹が演じた「海苔子」の写真であった。これはつまり歯に海苔をつけ、さらに過剰なパフォーマンスを行った姿を、嫁妹夫が撮った写真であって、その素敵ぶりといえば、嫁妹夫いわく「なんでこんなの(=嫁妹を嫁に)もらってしまったのだろう」という有様。すでに酔いが回った嫁父にその写真を見せると「この写真に写っているのは○○ちゃんか」と、嫁妹ではなく、私の嫁の名前を出したところで会場はさらに炎上。私は椅子に座ったままのけぞって、腹を中心に全身を震わせた。