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zushonos2008-03-12


祭囃子や里神楽で用いる小太鼓の音のことで、その音に合わせて慌しく舞う姿から、「てんてこ舞い」と呼ばれるようになった』そうだが、今日の俺様は祭囃子よりもスピードィーに慌ただしかったぜ。
そんなわけで昼休みの魚眼モノクロ撮影が数少ない息抜きだ。
業務中に左手小指の腹に10mm弱の切り傷を追う。耳の中が異常に乾燥して耳掻きすると血の塊が出てくる。鼻かんでも時々血の塊が出てくる。頭使用超過でふけの生産量増大。喉痛い。腰痛い。信号停止中にポリスを警戒してハンドル握ったまま振り返ると筋を違えそうになる。
そんなことは関係なく、買い物した折、おつりで昭和29年の10円玉を受け取った。
こいつはすごいよなあ。俺様より22年年上だ。しかし考えてみればたった22年か。ともかく、53年間、いろいろな人の手に渡り、それほど大切にもされず、といって10円未満の評価をされることもなく、常に10円として評価され続けてきたんだぜ。いわゆる「ギザ10」なので、もしかしたら10円よりも高い評価を得たことがあるかもしれんけれどもね。

相当な距離を移動したんじゃろうなあ。しかし、どこかの家の箪笥の裏に落ちて長い間眠っていた可能性もある。1日1回所有者が変わったとしたら、これまで15000人の手を経てきたのか。男女の比率はどうじゃろか。同じ人が何回か手に入れたこともあるかもしれんなあ。できたばかりのザ・ペニンシュラ東京が陳腐に見えるぜ(ペニンシュラホテル自体の創業は昭和3年だそうですが)、と書いてみたけれども、ホテルという器でみると15000人さばくのに大した時間はかからんでしょうね。