モツ体内

zushonos2008-01-10


取引先に荷物を送ろうとして、芯に巻きつけられた梱包材を切り取ったら「プチ」と点描してあった。なんともいえない文字のずれがあり、手書きなのか、印字されたのかよくわからない書体だ。どちらにしても意図がよくわからない。商品名を印字したにしては位置が半端だし、手書きなら「プチプチ」まで遂行したいのではないか。
プチプチは川上産業株式会社の商標なんじゃのう。URLまでputiputi。郷土の埃もとい誇りの宇部興産宇部フィルムの場合はエアーキャップ。この手の商品としては相当なシェアを誇ると聞いたことがあるのだが、それを裏付ける資料が見当たらない。
無限プチプチを触らせてもらったときは、面白かったけれども、やっぱり本物の「空気が抜ける」感覚がないのはつまらない。それからねじって一気につぶすことができないのも難点。
で、本日、かなり大き目の気泡を持つエアーキャップだかプチプチだかを隣席のまさるさんが調達してきた。ひと思いにつぶすと快感が得られるだろう。それでは安直でもったいない。もったいない消費の方法はないだろうか。ぷちんとかぱちんとかの感覚を得ずに空気を抜いてしまうのだ。机上を見渡すと、カッターが目に付いた。
エアーキャップだかプチプチだかに刃を当てると、気泡は力なく萎んだ。