ありがたい

zushonos2007-12-01

じじいの13回忌に備えて在故郷。空港到着直後にJ1最終節が始まった。
1993年の開幕試合でジーコアルシンドアントラーズのファンになった私は、以来細々とアントラーズファンであり続けている。
とはいっても試合会場で観戦したことがあるのは5回かそこらだし、故郷を離れてからはまともにテレビを所有したことがないので、もっぱら雑誌や新聞、webによる情報収集であった。
初期からのメンバーが引退したり解雇になったり移籍したりだったここ数年はいまひとつ勝ちきれないシーズンが続き、細々ファンにさえもストレスフルデイズであって、それは今シーズンの半ばまで解消されなかった。しかし、夏にみつおちゃんが復帰してからの強さは素敵で、各種情報を漁るのが楽しみになってきた。
途中ガンバ(notクライミング用語)に負けたりして今年も失速かと油断させておいて、その後の痛快な連勝ぶりと相手の失速。前節の試合は出先の雑踏の中、携帯電話のワンセグ放送で細切れ観戦。前半途中、解像度不足で「浦和2-0鹿島」に見えたうえ、新井場の退場の場面を目撃し、終戦を覚悟して帰宅するとなんと1-0で勝っていた。
一ヶ月前は数字上の可能性が残されているというだけにすぎないと思われたアントラーズの優勝が、もしかしてひょっとしてまさか実現するのではと期待したが、浦和の最終節の相手が横浜FCとわかり、若干冷静になり、期待しすぎないようにはしていた。ところが水曜日に浦和は愛媛に敗れる。もしかしてと期待が高まる。
で、本日空港到着後、故郷に着くまでにワンセグ活用。今回は解像度の問題もなく、浦和は0-1、鹿島は1-0という途中経過を確認できた。これは本当に優勝するんじゃなかろか。故郷到着後、テレビを点けると浦和0-1のまま、鹿島は3-0。鹿島の勝ちは決まったので浦和が逆転しないことを祈るのみ。どきどきしながらチャンネルを切り替えつつ最後まで観戦。そのままのスコアで試合終了。ああよかった。
久しぶりに自分の努力ではどうにもならないもので喜ばせてもらった。
伯方の塩のCMも、母ちゃん製コロッケも久しぶりだ。