巻尺
高校時代の年上の同級生・電車さんは、電車と宇宙開発およびモータースポーツでの殉職者が好きだが、そのほか缶コーヒー好きとしてもごく一部で名を馳せた。かつてMAJORという缶コーヒーがあったなあと思って検索したら、しばらく更新されていないようだが、これが見つかった。MAJORも掲載されていた。
今日は漫画喫茶に行って
Major―Dramatic baseball comic (1) (少年サンデーコミックス)
- 作者: 満田拓也
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/02/01
- メディア: コミック
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そんな中、サンデーを立ち読みするようになったのはからくりサーカスの後半で、同時にD-LIVEやジャぱんなども読んでいたのだが、それらの末期にMAJORの立ち読みも始めた。マイナーリーグ編が始まった直後だったと記憶している。
20年前は毎晩のように父親と原辰徳のパーフェクト野球盤B型で死闘を繰り広げた私も、いまではそれほど野球に興味がなくなってしまっており、MAJORについても、進行中の物語は面白く読んでいたが、過去にさかのぼってまで読みたいと思うほど積極的ではなかった。主人公が子どもの頃からの成長をほぼリアルタイムの経年変化で描く大河野球漫画だということは周囲から仕入れた情報で知っており、また、その経年を活かした因縁等のエピソードについては、ここ数ヶ月に掲載された物語中で、まさにメインテーマの一つとして描かれていたので、概ね全容がわかったような気になっていたのだ。
そんな中、先日サンデーを立ち読みした折、コミックスの宣伝ページが目に入った。そこには書かれた宣伝文句のうち「利き腕で投げられなくなっても」といった内容の一文があった。何それ、知らんよ。
というわけで、出張続きで疲労した心身を休める狙いもあり、今週末は遠出せず休憩する方針にして、午後から漫画喫茶に行ってMAJORを読んできた。
利き腕で投げられなくなった経緯など堪能しながら、35巻まで読んだとき、外出していた嫁から「これから晩飯のねたを買って帰宅する」という連絡があった。こちらもぼちぼち帰ると返答したものの、続きが気になる。全部読もうとするとあと29巻もあるわけだが、どうしたもんかねえと思いつつ、読んだ分を書架に返しに行くと、ちょうど37巻から先を誰かが読んでいるらしく、なくなっていた。
良いきっかけだと判断し、帰宅した。いろいろ気になって調べていたら、wikipediaのMAJORの登場人物というページの中ほどで笑ってしまった。
阿久津の声ならイメージ通りじゃな。